旧229回 海上空港&海上物流倉庫
海上空港は、そのままの意味で海上に存在する移動可能な空港です。つまりこれの最大の利点は、嵐や津波や天候不良などから避けてほぼ常に天候が平気な状態を維持できるという事です。さらに一部の飛行機に異常がある場合などもその飛行機に向けて移動が可能で、救助等がしやすくなるという利点もありますし、空港のレーダー機能も海上に出来るので、異常をきたした飛行機の発見もさらにしやすくなります。まあ難点としては移動が出来る事で、たびたび現在地が変化するという事でしょうね。飛行機にこの空港までの道標的な機能が必要になりそう。もしくは管制塔などで各飛行機に対して、空港までのルートの報告をするか。
ただ海上空港なので経由空港にならざるを得ないでしょうが、本島の空港などが嵐や天候不良などで使えない場合には大いに役立てるでしょうし、海上バイク(海中潜航も可)の派生型の海上バスを作れば、嵐の下の静かな海の中を移動して安全に目的地までたどり着けるなども可能。
そして海上都市が増えれば、この海上空港は各種海上都市へ行く為の利便性の良いターミナル空港としても変化できる。理由としては、海上都市はそのままだと、飛行機の離発着は難しくせいぜいヘリぐらいなので。
そして空の物流面でも大いに役立てることだろう。検査などを日本列島で行なわずに、まず海上空港で行なえばさまざまな安全性も高められる。ヒアリ侵入とか・・・
さらにそこで登場するのが海上物流倉庫で、大量の貨物やコンテナの置き場を海上の物流倉庫に配置する事で、水際対策の検査の効力を上げる事が可能。ついでに海上に存在して適時物流において適当な位置にいることが出来る為、利便性を高められる。さらに海上物流倉庫から、再度空輸で運ぶか今度は船等で運ぶかも選べるようになる為、地上の渋滞などを回避する事も可能。ついでに、港町等であれば直接届けるなどの事も可能だし、離島への物資輸送の期間を縮めたり、他の海上都市への物流倉庫拠点として変化させていく事も可能。(可能性無限大)
ただ、海上空港と物流倉庫は別物で考えておいてください。(お互いの特性上くっつけると不便さが増す)なので、海上空港から海上物流倉庫にまでスムーズに運ぶための方法が新たに必要になります。まあとは言っても、これまで通り船や海上トラックを無人化で運行させればそこまでの労をせずに可能にできるでしょうが、海上都市のこれまでにない利便性の要素として、都市の一部切り離し要素を盛り込めば、わざわざ他の運行荷台に移さずとも直接倉庫まで送り届けるなんて技も可能にできます。その技として、海上都市のコンテナなどを仮置きする場所を一時切り離して、無人誘導で倉庫まで海上移動(海上都市が移動する方法と同じ要領)することが出来る様にすれば、かなりの量を一度に運ぶことが出来る様になるでしょう。海上のベルトコンベアみたいな物。ただしある程度の自走能力を有しているが。
そしてこれだけでは少々安全性に欠けるので、上下移動する壁で囲って、囲いきった後に都市側から蓋をする形にすれば、万が一の状況でも積み荷を保全する事が可能にできる。ついでにそれぞれ緊急信号なども付けて、スクリューで自己発電(水力)も可能にできれば、非常事態でも探しやすくできる。
それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
海上空港~終了~海上物流倉庫
ちなみに海上都市の派生型に書いていませんが、ほとんどは名前の後ろに見えなく「都市」が入っております。なので、正式名称で表示させると海上空港都市や海上物流倉庫都市となりますが、都市は既に分かっているものとして入れておりません。これからも大体そうなのでお忘れなき用に。 END