旧219回 海上天然水族館
海上都市の派生タイプの海上天然水族館の説明を今回はしていきます。 ただ水族館と言っても、観覧目的な為だけではなく、海の自然調査や海中海底調査や深海の調査なども含めて行なうことが出来ます。場所が海上であるからこそ、水族館としての役割と調査などを同時並行で行なうことが出来る様になり、それも長期でより安全に行なっていく事が出来る様になります。目的の海域まで直接都市で移動して、拠点をすぐに築き上げることが出来る。 また魚や海洋生物を捕獲する必要が無くなるので、世界の条約などに縛られる事も無くなりますし、飼育の必要性も保護目的以外ではあまり必要無くなります。
簡単な概略は単純に海上都市を丸ごと水族館仕様と調査研究などが出来る仕様に変えれば良いだけです。そして海上移動が便利で水族館としての機能と調査などの機能性を高める為に、都市地下部分は丸ごと全て上に上げられる機構にします。(海底までの距離が短い海域でもスムーズな移動が出来る様に)
そして地下部分には全体的に下降出来る機能や一部が下降出来る機能などを付けて、観覧目的や調査目的などで自由に変化できる仕組みにします。
基本的な所はそれぐらいで、追加項目での大事なポイントなどを紹介していきます。まず大前提の水族館としてのポイントとしては、都市部地下で建物の中から直接海の中の魚たちを見る事が出来る様になるという点でしょうね。(見にくい場合は、光などを用いれば良い)
さらには箱型の部屋を作成して、重要なケーブル等(電気や空気)を付けて部屋ごとさらに海中深くまで降下させることが出来たり、ある程度の海中探査船の様な形にして、安全面を確保しつつ気軽に海中遊泳で回れるような環境を作り上げる事も可能でしょう。(個人用や団体)
さらにはそこからすぐにスキューバダイビングにまで移行出来たりできる機能を付けても面白いかも。酸素ボンベ用意して、さらに命綱的ケーブルで追加の酸素も送れるようにすると、思う存分海中遊泳を楽しませる事も可能になる。もちろん何かあれば引き上げるなり、発信機で位置が簡単に特定できるようにすれば安全性の高さがかなり高くなる。
さらに海の中の魚たちを都市の内部にまで持っていくように都市地下部と都市内部の一部空間の水部分を繋げて、都市内部に普通に魚が泳ぎに来るというような工夫も作り上げる事が可能になるし、その状況下での観覧や釣りなどを楽しませるという工夫も可能になる。さらにそれで従来通りの水族館を瞬時に作り上げる事も可能。一定時間都市部に滞在させて、後に開放という流れ。このやり方で保護や育成なども可能にできる。
さらには都市部の一部分を海面よりも下げて、瞬時に街の中を海の水が通る川のような状況にする事も出来、これを活かせばイルカなどの海洋ほ乳類を招き入れる事も可能にできる。それで手なずければ、捕獲しないで海で自由に生活してもらいながら必要な時や時間帯で来てもらうという事も可能にできるだろう。逆に追いかける事も可能。
これが出来ればより良い環境でお互いに得を得ながら共存をしていく事も可能にできる。(お互いに苦の部分が無い状況) さらに都市内部で人工的に浅瀬環境を作ったりも出来る様になるし、それで調査や分析などや種の数を安全に増やすような事も出来る様になる。絶えず海の水の供給が自由にできる状態で、温度管理なども可能に出来て絶滅危機状況でも外敵を無くさせる事が可能にできる。都市部に有って、海の環境丸ごと移す事が可能にできるという事だ。
そして調査などに関しても水族館としての観覧用の機器等を併用したり、特別に用意したりで長期間安定的に調査することが可能にできる。可能であれば、深海耐水圧性の部屋を作成させて、その部屋を重要ケーブルで繋いだまま深海にまで降ろして調査をするなども可能にできるだろう。調査終了後は、観覧用に回しても良いし。
さらにはその拠点から小型調査船等を発進させるなどの方法も考えられる。もちろんそれらには緊急浮上用の予備電源と上昇用のスクリューを取り付ける。
さらに海の調査での酸素問題などに関しても拠点である都市が海上で移動可能である為に、大規模な機械等が使えて、いろんな問題などを解決できるようになる。
ちなみにデメリットの部分は基礎編で話しているので、基本的にこの派生や応用タイプの話ではメリットのみを中心に解説紹介している。で、この海上天然水族館は海上移動が可能である為に、いろんな地域の海を見る事が出来、さらに都市としての役割上ホテルなども設営可能で、自由に長期宿泊などで楽しむことが出来たり、豪華客船のような使い方として楽しむことも可能にできる。日本旅行しながら日本の周辺海域の海中を同時に楽しむなどが可能にできる。
最早移動可能な人工島としての意味合いを持たせる事も可能。ただし規模は移動の程度レベルも考えて、最高1都市レベルぐらいまで。基本は街クラスかデカい建造物クラスぐらいだろうな。この水族館もデカい建造物クラスの感覚で話している。
それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
海上天然水族館~終了~海洋調査
長期安定の調査などが出来る様になるし、新たな水族館の形としても。 そして意外と重要な要素が完全に魚や海洋生物を捕獲しないで観覧や触れ合えるようにできる工夫が施せるようになるという点だな。レジャー要素として、海の安全な魚だけを入れた状態で海水浴を水族館内(または館外部)で実現させるなどの工夫も可能にできるだろう。安全性の高くて本格的な海水浴場の開設も可能になるというわけだ。 END