旧197回 世界のプレジデント選挙事情 問われるのは何が大切か

さて今回取り上げる議題は近日世界ではプレジデント(日本名:大統領)の選挙が2つもあるという状況下となっております。(フランスと韓国) それにおいての状況を少し解説するのと、今の世界のプレジデント選挙において何が事の根幹に位置しているのかについても解説していきます。単に移民や難民問題の話でここまで騒ぎになる事は無いのですよ? それよりも根深い問題が蔓延っているから大騒動になるのです。

まずは韓国について話をしますが、今の所は親北朝鮮派の候補が有力視されていますね。まあ親米派の候補が少し失言(米の犬発言)をしてしまったという事もあるのでしょうが、北朝鮮と仲良くすれば事が丸く収まると考えるのは少々浅はかな考え方だと思いますね。前にも言いましたが、逆に相手に丸め込まれるか騙されて北朝鮮の行動に引っ張られる状況になる可能性が高いでしょう。

 そして今アメリカが打ち出している対北朝鮮政策で北朝鮮と交流をする会社などにも経済制裁を掛けるとか何とか言っている話が韓国全体にまで広がる可能性が出てくることも予想されます。仲良くしようという事は、経済でも繋がりを持とうと行動を行なうという事にもなるし。

 そうなると今度は韓国の経済が周辺国の経済制裁によって北朝鮮同様困窮する恐れも出てきます。 その未来が容易に予想される状況では迂闊な手が打ちにくい状況となり、親北派になった方がより混迷度合いになる事が予想されます。

 逆に親米派が勝っても日本と同様の状況に陥らされそうな雰囲気はありますが。(犬加減や被害など) あと変わらない要点としては、どちらになっても日本とのさらなる関係悪化は避けられないでしょうが。韓国においては反日が1つの勝利要素となっていますし。 日本の対応が甘すぎるからこうなるのだろうが。

 私が日本のトップなら、相手に逃れられない枷を施したうえで韓国民が納得する直接面と向かった状態で謝罪の意を告げる形にするな。 ちなみに枷というのは、約束破ったら国際関係破綻という事で。(今の韓国での新北派になった場合の最悪の未来と同等の効果)さらに人質取ったら国際的に犯罪国家に仕立て上げる。

次にフランスの選挙ですが、フランスのトランプと称されるルペン派とEU残留と移民の受け入れ拡大を掲げるマクロン派の戦いとなっていますが、現在の情勢下ではマクロン派が有利と報道されていますね。ちなみにこちらでも報道がマクロン派一択とアメリカ選挙と非常によく似た状況になっています。

 ルペン氏は移民の排除と虐げられてきたフランス国民の再起を掲げていますが、移民の排除が大きな枷となって今は一旦落ち着いた風になっています。

 さてこのフランスでのプレジデント選挙の状況なのですが、かなりの部分でアメリカと似たような状況となっています。 対立候補が掲げる事もほぼ同じだし、報道やメディア情勢もかなり似たりよっている。ついでに暴言系や失言系の多さでルペン派が現在厳しい状況になっていることまで同じである。

 ただ違うといえば、アメリカの前例があるだけにそれの死守だけはという事でマクロン派に流れているという風潮もある。そういえばどちらも人気が無いというのも同じであるな。どちらも国政において細かな部分での発言などは少なく、大きな目玉が取り上げられることが多くて中身が見えてこない。(どっちが勝ってもアメリカのトランプのような国家体制になりそうだ) さらに討論会でも双方相手の批判合戦が目立って中身のある発言が多くないというのもアメリカの二の舞の風貌である。

なぜこのように今の世界でのプレジデントの選挙が荒れに荒れているのかというのは、大きな国際問題である移民難民問題だけが引き金ではないという事だ。

 確かにこちらも数が多ければ問題が噴出するしイスラム国との問題上イスラム教を危険視して排斥へ動く流れが出て混乱が大きくなるという事は言えるのだが、きっちり住む場所を分けられれば(分けられないから問題視されるのだが)さしたる問題が出る事は少ないし、土地的で物理的に無理という事でない限りは人が増える事に対してそこまで拒否反応が出る事は無いだろう。

これらの事とは別に今世界的に資本主義経済での社会的な格差が広がりを増して貧富の格差が広がり、貧困者が淘汰されている状況にある事が問題の闇の部分である。

 そう、移民難民で増えた分のそれを賄うだけのお金が必要になってくる。しかしただでさえグローバル化の流れかつ資本主義の今の時では、一度流れから振り落とされたり経済的にやせ細られたところからどんどん貧困弱者が発生していっているのだが、国がこれらの救済に本腰を入れようとはせずに見捨てる傾向が強いのだ。(日本でも同じように)

それなのにもかかわらず世界的な弱者である難民を助けようという動きは見せて、救済のための費用(税金)を繰り出す。さらには国の発展を促せる人材力として移民にも同じようにするといった具合にやると、取り残されるのが自力での復帰が難しい自国民達となる。

 つまりは今の主な国々の動きが自国民よりも移民難民を重視するという動きになっているから、それに強い反発を抱いて反発が強くなり国が荒れていく事となっている。

 自由と平等を守ると良く移民や難民を守る派の人々は言っているが、それが裏を返すと自国民は平気で犠牲にしても良いと言っていてなんの為の平和と平等なのか?という状況となる。

それはその国々の自国民達から見れば、自分達が頑張って稼いできたお金を移民や難民の為に使われて自分達は損をするばかりで、お金を持った自国民達と移民難民の為の平和と平等で貧困者達は淘汰されるのが平等なのか?という考えになり、自分達の国民としての権利を取り返そうと反乱にも近い行動が引き起こされていくという流れである。

 それで貧困層以外の人々はそんな奴らは発言権も無ければ生きる必要もないといって弾圧しているのが現状だ。つまり今の世界では貧困者となってしまうと人権を剥奪されて難民以下と見られてしまうからこのような大規模闘争まで発展しているのである。すべては自国民の大部分も救える力が無いのに移民や難民にお金をかけて守ろうとするからの流れである。

結論を言うとこの大体の選挙というのは、どちらの命を助けるのか?という選挙が正しいといえるだろう。フランスやアメリカで言うならば、3~4割の自国民を助けるか移民難民を助けるかという選択だ。当然どちらかは淘汰されるか虐殺に近い惨状となるだろう。

 どちらかを助ければどちらかが死の運命を辿る。移民難民を大いに受け入れるという言葉は裏を見ると、自国民の助けを待つ人々は見捨てて見殺しにするという言葉でもあるという事だ。

 現状の方法では、これ以外の未来にすることは非常に困難である。 移民難民を受け入れて共倒れか乗っ取られとなる未来が思い浮かべば、排斥運動や排除行動が活発になる事は簡単に思い当たる。誰だって他人の為に自分の命をそう安売りの如く売ることは出来ないだろう?

 防ぎつつ移民も難民も自国民さえも守り抜いて平和かつ平等を目指そうと考えるなら、私が掲げるようになにか1つを捧げる事でしか今の世界の中では構築できないだろう。

 私が捧げるのは、移民難民に対して多少の自由である。そして自国民と国に対しては経済能力である。これらを捧げる事によって、全てを成すことが出来るだろう。

それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。

 プレジデント選挙~終了~移民難民を取るか自国民を取るのか?

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