旧188回 いよいよ始まるテロ!”等”!準備罪の審議

今日も報道特集の影響を少し受けていよいよ審議が国会内で始まるテロ等準備罪についての解説とそれが与党とその他の強行的な決め方であった時の日本の末路についても話していく。

今回ブログのたたき台に挙げるテロ等準備罪だが、基本的には自民党が以前3回も出して失敗に終わった共謀罪と中身はほとんど変わっていない。むしろ範囲の拡大解釈分が増えてより民主主義からかけ離れた内容になっている。テロの文言部分も初期の記述には無く、野党に指摘を受けて慌てて付け足しただけの言葉に成り果てている。法務大臣の前の答弁でも、この言葉はただの飾りであり今まで政府がテロ対策として必要であるという言葉と完全に矛盾する内容となる。

この自民党以外で定着している共謀罪だが、その内容としては複数人での犯罪行為の準備活動や行為においての取り締まりを出来るという内容で、主にマフィアや日本では暴力団に対して使われる類の法案なのだが、政府は分かりやすくて比較的通しやすそうなテロリスト対策と銘打って法案通ししようとして画策しているが、その中身を見ると無実の人達もすべて含んでの総監視体制を確立させる為の法案に見えてならない。早い話が北朝鮮や中国などの情報統制からなる独裁体制の根幹の法案である。

たとえどんな小さな集団でも、政府に反対する意見を持っていたら犯罪集団と決めつけてまとめて強制逮捕して政府に忠誠を誓わせる方法である。 つまりこれで日本の表現の自由は完全に無くなる可能性が極めて高いという事だ。さらに現段階の情報では、日本のSNSやブログなども政府がすべて監視して政府への不満分子は全て犯罪者に仕立て上げて消すという方法でもある。

 ここまですれば日本においての国民等の個人の尊重やプライバシー尊重は完全に無くなるだろう。 まさに完全に不自由の国日本の誕生となる。 すべては政府の意のままにならなければ処断されるという北朝鮮の兄弟国に成り果てる。

さて、現状でこのままの法案体制のままではという事になるのだが、政府や法務大臣がこの法案成立に向けてどこまで国民に対して真摯な態度で誠実に対応をするのかで話は変わってくる。現状無理くり押し通そうという感じが見て取れる。

 誠実に国会内議論の場で野党にも少しは納得のさせられるような受け答えで、野党の危機感に対する部分での法案修正などが適切にできるのであれば、この内容は極めて限定的かつ少ない対象に収めて今のような懸念材料が顔を一生覗かせる事の無い法案へと作り変える事も可能だろうが、今の独裁色の強い自民党政府がどこまで紳士かつ誠実な受け答えができるのか疑問の域である。

現在の状況では解釈によって無限の広がりが見せられる抽象的な範囲となっており、その他や等などの文言が多く、際限のない規制と監視社会の構築が可能な状態となっている。これをどこまで削れるかだな。成立さるとした場合。

現在この対応においては本格的な審議では無い為なのかどうか知らないが、曖昧な言葉や話し合いをしない様な感じで答弁することが多い。こういう感じは独裁体制で話し合いはすべて終わりにするのだから必要無いという見方にも捉えられる。

 そしてとくに改善がなさらず、国民に対して内容を深く知ってもらい過半数の理解が得られる状況での成立にならずに、与党強行の状況で押し通すような暴挙が見られて成立した暁のその際から日本の民主主義は完全に終焉という名のバッドエンドを迎えて、米戦敗北以前の軍事独裁国家の再建へと舵を切っていく事になるだろう。

さらにその状況よりも国民への対応が悪くなり、表現などの自由は一切無くなり、個人の尊重やプライバシーなども完全に切り捨てられて、日本全体が政府の刑務所のような場所へと変わっていくだろう。最悪北朝鮮のように政府に口答えしたら死刑なども横行する可能性まである。それでなくても政府を支持しなければ生きて行けないような国へと変貌させられる危険性がある。

このような暴挙的行動をした場合は、自民党が独裁体制で国民を意のままに操ろうとしている政党だという事になり、日本という国が終焉へと向かう事になる。平和や安全は切り捨てて国民の幸せも考えることなく、軍事独裁国家としての戦前の米戦以前のような国作りを望んで行動している節が大いに見られる。現在アメリカと共に軍事行動を共にして他国攻撃能力の強化をしようとしている事や、武器などの輸出を行ない軍事の力を高めようとしたり、戦争が起きている地帯に自衛隊を派兵して人殺し戦闘の経験を与えようとしたりと他国侵略型軍事国家の建設に向けて粛々と準備を進めている節も自民党政府が軍事独裁国家の再建を夢見ていると思われる要素の1つだ。

 それに今度はアメリカと一体となって攻撃に参加できるので、戦争で負ける事はまず無いだろうという思惑も含まれている節がある。戦争で勝ち進んで領土拡大しまくれば、確かに日本本土は安全平和が成せるしな。(返り血で真っ赤に染まった平和が)

という事でこのテロ等準備罪の行方がどうなるのかにおいて、日本の民主主義の終焉が決まるのかどうかが決められる。 現状安倍独裁政権は自民党内で確たる状況へと成熟しつつあるし、これを成した後は国全体をも軍事独裁国家へと変えようと画策しているのだろう。それに森友問題初期の頃は安倍総理も教育勅語をお勧めするかのような発言をしていたこともありますし、少なくとも70数年前の日本に戻したいという野望はあるのだと感じます。その上で天皇は檻に入れた犬状態と化して政権全てを牛耳る方法で。もしくは天皇を人質に取って国民を無理やり従わせる方法を取るかな?

 今現状では私以外でも大体の報道関係も今のままでの法案成立は違法性が高いとか、自由の束縛だとか抗議の声を上げていますし、民間の方でも民主主義の終わりというので抗議する人達もいます。果たしてこの状況で政府はどの道を取るのでしょうか? 国民路線の民主主義か野望重視の独裁国家樹立か。 今!日本の民主主義は空前絶後の窮地に立たされている。

この状況下でこの強行方法での自民党政府を応援する方は、日本の独裁国家樹立と日本の民主主義の崩壊を望む人達という事になりますね。 案外森友学園信奉者には多いのかな? 戦争虐殺国日本再建を希望する人達が。

それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。

 テロ等準備罪~終了~民主主義の終焉

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