旧160回 今の日本の科学者に対して向けられる意識
現在の日本政府は今科学者が軍事的な科学の発明をするのであれば、多額のお金を渡すというような事をしています。ちなみにこの方法は、旧日本が戦時中に戦争に勝つために行なっていた行為です。 そしてそれ以外の科学的発明に関しては補助をあまりしなくて、もっと軍事開発を進めろというような圧力を日本の科学者たちにかけ始めています。平和の為や国民の為の発明は別にいいから、軍事系の発明をもっとしろというわけです。
日本政府は防衛の為に必要な事と言いますが、それなら戦時中と同じ方法でやる必要性はまるでないと思うのですが、いかがですか? むしろ平和を求めるのであれば、もっと軍事等関係無く研究者たちへの補助を上げる必要性があると思うのですが。
ちなみに今回の題材の起点話は、「サンデーモーニング」の内容を少し見たうえでの内容です。
現在日本では科学者たちに向けては、数年で成果が出せるような研究をしろというやり方を主にとっていますが、今ノーベル賞などを取っている科学者のほとんどは、何十年もかけたうえでの成功です。今の体制では、科学者潰しをしているとも言えるでしょう。そしてそのうえで補助等をあまり出さないようにさせて、科学者が自由に研究できないようにさせて、国からの援助を受けて研究がしたいのであれば、軍事部門の発明を優先させろという方法を取っています。
これは戦争が起きる前の予兆段階の話となってきます。一体政府はどこの国との戦争を模索しているのでしょうか?戦時中は戦争に勝つ為に行なっていた。なら今は戦争をする為の準備を必死に行っているというふうに見受けられる。
ただし過去の状況をかんがみたら、軍事開発は今の便利な道具開発の元にもなってきている。ネットワークなども元は戦争の道具からの物であるし、意外と過去に軍事利用されてから現代で役に立つ道具も数多くある。 だがそれでも結局は人殺しの為に作られた技術が元であることには変わらない。平和的に利用するか軍事利用するかの違いではあるのだが、新たに出てくる技術は必ずしもそのどちらにも分類されてしまうのだ。後の世の為の技術の開発だからと、今軍事の名目を掲げて開発を急ぐのは愚かな行為ではなかろうか? それを進めるというのは、人の血を多く求める行為であるぞ。
現在日本で科学者たちが研究をしにくいというのは、1つ1つの研究には時間がかかり、そして成果を上げる為には数年数十年という時間が大きくかかる事になってしまうので、どこかのサポートなり援助なりは必要な事になってしまっている。今現在普通の科学者が頼る先は大学等になるのだが、現在の日本政府の圧力で自由な研究がしづらい状況化へと陥らせられている現状がある。(補助費のカット等)
それで上記のやり方で軍事利用の拡充を図っているという働きはあるのだが。 このままでは日本は軍事大国の表れになっていくのだろうな。そして再度大日本帝国の再来と。
つまり言いたいことは、今の政府は平和的な科学を真っ向から否定して軍事による発展を目論んでいると言えるという事だな。そうじゃなきゃ今の行動は語れないからな。 もうあと数年後になれば、ノーベル賞受賞などは過去の栄光となり、日本の科学は戦時時と何一つ変わりなく大量殺戮での人の生き血を欲しがるやり方へと変わっていくのかもね。
今日本は戦争の準備を着々と進めているし。防衛には必要の無い敵国への攻撃手段にまで軍備の増強を必死に進めているのだから。軍事費の拡張の何割かで攻撃能力の強化を図っている節が所々に見られる。平和を守るとか言っているが、実のところ日本では無く東京が守れればそれでいいのではないだろうか? つまり46道府県を見殺しにして東京だけを守れれば平和が維持できているという事ではないだろうか。 それで東京一極集中をさらに加速させているのであれば、一定の筋が通る。
さてあの悪しき歴史はまた繰り返されて日本はまた火の海となるのでしょうかね? 大日本帝国時代へと戻そうとしている今の自民党政府の今後の未来は。 皆さんは政府と一緒になって他国に攻め入り大虐殺の限りをするのは好きですか? というか大日本帝国時代は、日本国民に対しても虐殺を平然と行なっていた時代でもあったのですけどね。
それではここまで見ていただきありがとうございます。
化学~終了~軍事