旧15回 労働環境 働き方の新たな案

今の選挙でも言われている内容の1つで、同一賃金同一労働みたいなのが言われていると思うけど、自民党はあまりやる気が無いように見受けられるねえ。現在優遇している大企業からは反対されているのかもしれないのだけど。

 同じ仕事なら同じだけの給料と言うのが内容だけども、それを直したところでバイトの環境が良くなるという保証はないし、中にはそれを理由にバイトも正社員の給料も同時に下げてやれと言う、会社が出てくることもあるという事は考えてあるのかな?野党が言いたいのは、バイトの給料を正社員と同じようにだけど、同一賃金同一労働の言葉だけを見ると、逆に正社員の給料をバイトの基準にしても同じことが言えるよね? だとするとやっぱり最低賃金の強制引上げとかの方がまだ効果があるようにみられるのだけども、そこのところも考えての上での発言なのかな?

私が提案するのは、今のこの日本の働く環境では週休2日や完全週休2日が正社員の最低基準にされているところがほとんどだけども、この概念を取っ払って週休3~4日や時間を少なくした状態(9~10時間が基準ではなく、6~10時間でもやってみたらどう?)でも正社員にしますとかいうのはどうでしょうか?バイトで雇ってそのままバイトの時間や週でそのまま正社員にするみたいな感じ?もちろんその減らした日数や時間分、元の基準よりも少し下げる形にはなるだろうけども。

 以前にも説明したが、日本はこういった固定概念で、働き方やいろいろなことに関して厳しくしているが、あまり厳しくした結果が誰も雇い手がいなくなるとか言うのでは、本末転倒と言えるのではないのか? 大体日本は海外と比べても働きすぎの傾向があると言われているのに、その部分を改善せずにインターナショナルを語られても笑しかおきませんな。

日本には長時間労働や残業過多な傾向もあるけども、それをしすぎた結果が働き手の減少や病気や怪我に繋がる事が多いのでは、どうなのか?ともいえる。実際に働く時間を短くした方が効率が良くなったという例もあるみたいだし。

 サービス業ではこの長時間労働系の傾向が激しい気がするが、これは日本でサービス業につくものは、奴隷か何かのように思われているのではないか?とさえも思われても不思議ではないだろう。好きだから働くとか言っても、1つしかない人生を働くだけで消費するのはどうなのだろうな?そういう環境にしている日本の政府にも企業にも問題があるとは思うが、これしかないという考え方は非常に狭い中での考え方(固定概念の塊)ではないのか?とも思える。

今の日本に必要なのは、「日本の自給率100%以上の確保」で、これを行えるようになり、これを最低限日本で回していけるようになれば、この労働過多の日本の改善にも光が見えてくるのではないのか?と私は思う。日本は食料のほとんどを他国から買うことにより回しているが、この場合お金が無ければ生きていくことが難しくなる。だから必死に働けと言う循環になるが、日本全体で自給率を上げて、100%以上にすれば必死に働く環境を少しは減らせて、格差を減らす事も出来るのではないのか? つまり、日本の国民は最低生きていけるだけの食糧が、少しの対価(自給率を上げる働き)で貰えるという仕組みを作ればいいのではないのか?という事である。この仕組みに関してのアイデアはすでに考えてあるが、また別の回の時にでも話そう。

ここまでの話を簡単にまとめると、今の働き方の概念(完全週休2日=正社員)を壊して、新しい形を作り出していくのはどうか?という話である。 そうすれば、形式上でも正社員の数は増えると思う。今までは、バイトの時よりも時間も責任も増えるとかだったのが、時間が変わらずに責任が増えて給料等の待遇が良くなるのであれば、新たな可能性も見えてくるだろう。まあ、それでも変わらないところは変わらないし、より直していこうと考えるのであれば、こういう考え方を持つものが政治につかなければいけないとも思うが。そこまで考えている既存政治家なんてほぼいないだろう。居ても政党に潰されるだけだろうし。

では、ここまで読んでくれて誠にありがとうございます。 終了

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