旧147回 真なる平等公平な選挙の新方法
今回は議員や政治家などを決める際の選挙に関して平等公平を司る選挙方法である。 現在のようなやる気が無い方や知名度だけを上げたい方などの不純分子を有効的に取り除く事が可能かつ、金や所属団体の力で選挙当初から力関係がはっきりして公平性のかけらもないような方法ではなく、きちんと国を変えたいと思える者が出てこられやすくする方法である。
ただし今回はその一部を紹介するにとどめる。今回は第1部の方法を載せる。
現在の選挙のスタイルでは、やる気が無くて遊び半分で出ようとする人を無くす為に、選挙に出る為にお金が必要にしてその選挙で必要票数を獲得できなければ、そのお金が国の物になるという方法で選挙に出られる人をあらかじめ制限させる手法の選挙スタイルを取っているのだが、それだと一定以上の金額的余裕のある金持ちなどしか選挙には出られない事になり、民主的な公平性が無くなる事態になっている。
このお金に関しては政党などの支援があれば容易にできるとされているのだが、それだと自由性を欠いて国を変えようとする人に向けて不利となる方法となっている。完全に忠実なる政党の犬として頑張るのであれば別だが。まあこの場合有権者の期待をうまく欺いて当選することになるのだが。
そして最初の要件欄にお金を挙げたことで、金持ちの道楽としての選挙という事にまで成り果てている。又は有名人等の道楽。 これで国を変えようとするのは不可能に近くなってくる。だって選挙に出られる最低条件が、政治家や議員としての力や知識等の能力ではなく、一定以上の資金力だというのですから。これでは日本の選挙は金持ちの遊びと言われても反論することは不可能ですよ?
これから私が提示する方法は、第1部と2部に分かれた選挙スタイルを取ります。2部に関して今回は解説しません。現行既存の選挙方法に平等公平性を高める手法を組み合わせた方法にしなければならない事は確かですが。
つまり既存の選挙を行う前にまず、立候補者達のやる気と個人の力を示してもらう期間を設ける方法という事です。 ただしこの新選挙スタイルをやるうえで既存の方法と一番違う所は、この独特スタイルも違うのですが、選挙期間が今の最低倍以上長くなることが確実であるという事です。まあ海外の選挙期間に比べたら今の日本の選挙期間はかなり短い方に入るので、世界の平均ぐらいまでになる感じの期間構成となる事ですね。
既存の選挙の前に予備選挙期間を設けるわけですから長くなるのは当然の事ですが、この第1部での選挙費用というのは国負担的に既存方法の半分以下に抑えてやることが可能です。さらに私の構想内では、第2部の方でも平等公平性を高める為に、選挙にかかる費用の削減方法も考えてあるので、新選挙スタイルをまとめて考えても既存の選挙スタイルよりも抑える事が可能となるでしょう。
具体的な内容に移っていきますが、最初に選挙への参加資格の中には特に基準を定めません。(年齢ぐらい) 基本的に誰でも(日本国籍)参加可能とさせます。
初期で用意させるものは、簡単な個人の情報(犯罪歴の有無などや病気等の本人確認)と本人の顔写真(またはデータ)と当選した場合のマニフェスト等や行なおうとしている目標等の情報を用意させる。
そして、各選挙用の情報はデータ化させて誰でも気軽に閲覧できるようにさせる。これでポスターなどの現物化させる必要性は無くなる。つまりあまり費用が掛からないという事。
そして期間は大体1~2週間かけて行い、その間に有権者に対して個人個人での選挙活動を各自で行っていく。基本的なルール的には今の所これまで通りで良いが、変える部分をこれから説明していく。
まずこの選挙では、政党の支援等は一切使えない物とする。というか、選挙の応援として参加して良い人数は、0~2人くらいまでとする。(人的物量差を無くす為) さらに国からの選挙に対しての支援品はほぼ無い物とする。(立候補者証明書?(バッジとか)くらい。これで選挙に掛かる費用を大幅に削減させる。)
さらに選挙カーなどでの活動も禁止。(個人や政党内で持っている可能性もある為) 物を配る行為などもほぼ禁止。(個人の所得の差を影響させない為) マニフェストなどの情報誌なども禁止。ただしデータ上で配る事はOK(情報のみ) つまりほとんど街頭演説や実地で有権者達に知ってもらうようにしていく必要があるという内容にするという事。
ちなみに、違反をした場合は即候補取り消しとなる。この違反の監視に関しては、各有権者に行なってもらう。複数の有権者の情報の下確かな証拠(写真や映像など)が見つかれば、違反認定される仕組みとする。一番確かなのが報道関係者による情報とさせる。ただしこちらも最低2社以上。 ちなみにこの決まりでは、真っ先に政党から来る立候補者が違反をしやすくなる。=失格になりやすい。
さらに基本は個人個人で活動をしてもらうのだが、選挙の開始時と終了前日くらいの日に、集まれる立候補者全員を参加させて、報道関係者などを集めたりして屋外(確実的に立候補者の数が多い場合が高い為)で一般の有権者達も気軽に見に来られる状態で、各立候補者個人やマニフェスト等を知ってもらう時間と、軽い討論などをしてもらう。これで全体の感じを有権者に知ってもらう。さらに言えばやる気の無い人への切り落としや資質等の確認等にも使うことが出来る。
そして投票の際には、名前の所をマークシート方式にして、間違いを出さないようにさせる。さらに該当者無しの欄も設ける。ついでにもう1つマークシート方式で、選んだ理由の欄も設けるという方法も良い。マニフェスト等が良かったのかとか、知名度や政党支援などや個人対応の度合いなどのいくつかの項目があるとなお良い。これで、立候補者達がそれぞれの利点欠点が分かるようになる。 それで基本的に票数の上位者が第2部の本選挙に進めるという事にしていく。
この流れで本選挙へ移る時の活動としては基本的に、内容などをより深く知ってもらう事や、より多くの人にまで知ってもらうようにさせるなどの事に活動をさせて行くことが出来るようになる。
この第1部の方法では、お金の制限を設けずに遊び感覚の道楽者や資質の無い者を間引く事が可能となる。さらに窓口が広められて選挙の期間自体も増えるので、より中身のある政策内容や有権者に対して知ってもらう努力が必要となり、より良い政治家等が出来やすくなる。つまり個人の能力が第1部で判明する事により、第2部でどれだけ周りに依存したりしているのかの対比にも使える。
それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
平等公平な選挙~終了~2部構成新スタイル