旧145回 泳いでいる魚を見ながら滑れるアイススケート場

さて昨年(といっても1・2か月前の話だが)に起きた氷漬けにされた魚の上でスケートをするというちょっとふざけた内容(運営側理論)で運営をしたら最終的には、営業停止まで追い込められた事件は覚えているでしょうか? あれでも子供には人気だったのでしょうが、様々な知識を持って感性を持った複数の人達にとっては気味が悪い物に映ったみたいですね。(運営側の作成時の悪乗りSNS公開も相まって)

 それで今回はそれの大真面目版を私が説明致していきます。つまりまじめにふざければ良かったという一例的なリンク場の形です。 魚を見ながらスケートをするという発想は良かったのだが、どうせやるならもう少し見栄えの良い方が良かったと思う。

タイトル通りで展開していきますが、私が前に出した水族館ハウスと原理的には同じです。魚は建物内を自由に移動できて、その中の一部分だけを人間が行動できるという事です。理想的に作るとした場合、建物の大きさは地上三階分あれば最高の状態にできます。(最低三階以上は欲しい所)

 まず1階にあたる部分はほとんどを水槽とします。(人間用の部分は作っても出入口用の階段くらいですかね)そして人間のメインの部分は、その建物2階の真ん中部分で構成させます。ただし、人の待合室や受付などの設置は必要としても、基本的にどこでも水と魚を見られるようにするために、真ん中にリンク場を設置して、その外周部の通路以外の部分はこれまた水槽を設置して、さらに外周部に受け付けや待合室等を設置する造りとする事。(いうなればリンク外側の壁の部分がほぼ水槽という感じ)そして3階部分にも水槽を配置して基本の形はこれで終了。あとは中央部分(人の部分)を大きくするかどうかの話。(例えば4階建てなら2階と3階をリンク用にするとか)

それで、この解説で大体イメージが湧くと思うけど、要はリンク場の周り一面が水で覆われている空間になっていて、そこにリンク場が真ん中に少しあるという感じにする。上下左右どこを見渡しても水でさらに魚が泳いでいるというふうになり、これぞ大真面目かつふざけた内容といえるだろう。

 さっきから話しているこの巨大水槽では、魚は全てを自由自在に移動できるように全部の水槽が繋がっているという状態にさせる。そして1階部分に海底があるという状況にすれば、魚の生活環境も作ることが出来る。 それでこの水槽にはかなり硬質の強化ガラスを使用することはもちろんのことだが、建物を支える為の柱等は水槽内で水の中にある木などに見た目や質感を再現させて魚たちへの配慮が出来る工夫にさせる。そしてリンク場の氷を透明に維持できれば、ほぼ基本形式の完成である。これなら全ての形(運営側の思いや客の思い)が整う。

さらにもうひと工夫で、水槽の奥の方で肉眼では見えない部分にカメラを設置して、その様子を常時撮影させて、その映像をリンクの上に3Dのような形で出現させてあたかもリンク(人が滑れる部分)の上にも水中が存在して魚がそこを泳いでいる風に映せれば、さらに一体感が生まれる事となる。

 そしてこの技術を応用して、たまに投影される映像を他の海等で撮った映像(立体映像として映せるように加工する事は基本)に切り替えるなどできればさらに盛り上げを図る事も出来るようになる。

それで、少ない階層しか用意できない場合は、天井部分の水槽無しで考えるとか、はたまた1フロアのみで行いたい場合は、リンクの周りを囲めるような形で水槽を配置させるなどをすれば可能には出来ます。魅力度的には大幅ダウンなので、新たな建築が出来ずに、既存の施設でしかできない場合はそれを参考に考えてください。

それではここまで見ていただき誠にありがとうございます。

 アイススケート~終了~水の中

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