旧140回 新潟県糸魚川での大火災 消防ワンパターンすぎる

今回は昨日から今日までの新潟県の糸魚川で起きた大火災の消防が無能か?という内容でお送りいたします。正式には、消防方法の新たなやり方の提案の回です。

 この大火災は、中華料理屋から出火して周りが密集木造建築ばかりだった為燃えやすく、さらに強風が吹いていた為に飛び火が起こりやすくて大火災まで発展した火災だというのはご存じのとおりですね。そこで消防は、地上から放水して消火に挑んだけども、密集地形で消防車などが通しにくくてさらに風が強くて水が吹き飛ばされて効果無しになる事が多くてかなり難航した消火作業(飛び火率で広範囲に広がったこと)になって、結果最終的な鎮火は今日までかかったという大火災でしたね。

 この事で消防力が低かったことも問題点の1つに入れて、様々な検証や火災分析が今行なわれている事だと思うのですが、私が思った事は地上からの放水しか考え付かないというのはただの馬鹿ですか?という事だ。

消防の能力がワンパターンすぎる事は、今後あらゆる災害においてマイナス要素です。第一に今回のような住宅密集地や災害などにより道路の使用が難しい状況になって消防車を用意してからの放水だけでは、消火作業自体が出来ないような状況となってくる。つまりこれだけのワンパターンでは、ダメという事だ。というか大地震によって道路がほぼ全て通行不可となったら、今の消防体制は崩壊するな。

 という事で必要な戦力の1つにまずヘリが挙げられるだろう。アメリカなどでは、山火事の大災害などで航空機から大量の水を落として消火作業をするという内容がある。

 ヘリであれば地上がどのような状況下でも現地に行くことが出来るし、水を運んで(水槽系で下が開けられる構造)高所へ直接水を落とす事も可能である。単発補充式のやり方になるが、数機使えればかなりの戦力になる。 

早期的な火災等では、かなり効率の良い消火作業に出来るだろう。 さらに自衛隊などの協力が使える場合は、戦闘機などで大量の水を運んで投下してもらうやり方も考えられる。

 そして今の時代ならば、ドローンも有効活用が出来るだろう。耐熱対策はしっかりさせておき、放水ホースを持って上昇させてより直接放水が出来るようにできる。また、多少離れたところにもホースを持っていく事も可能となるし、ヘリのように水をある程度運べるようにして落とすやり方も十分効果的になるだろう。 または消防専用の無人機の開発なども取り組むべきだろう。

使用可能な機器はこれぐらいが妥当な所で、次に放水以外の消火方法について話していく。今回のように風が強いと効果が薄くて、水切れを起こして消火作業が低下するという状況にしないために。

 一番効率が良いのは確かに水(火と水を合わせて蒸発させて火を消すというやり方)だが、燃える物によっては逆効果になったりする場合があるし、現状方法では水が分散する為効果が軽減される事になるので、それだけというのは頭が悪い考えである。

この他の火の消し方としては、火の周りを破壊して止めるなどがあるが、今回のケースでは無意味。ならば空気を遮断して火を止める方法があるだろう。(火という物は、燃える物質と酸素が必要である)

 よく火が起きたら水をかける以外に何かで密閉させて火を止めるなどのやり方があるのをご存じだろう。それを今回のケースなどでも利用させればよかったのだ。例えば土砂等を用意して、燃えている家屋に掛けるなり燃えていない家屋を守るようにさせるなりをすれば、水よりも効果が高い場合がある。土砂などであれば、多少の風はものともせずに掛けられるだろうから。 土は水のように風で霧散せずに必ずどこかに落ちるから。

 これでヘリなら水よりも消費量を減らす事も出来る。ただし、家が土まみれになるが。燃え尽きるよりはましだろう。

そして土等以外には、防火性の布等で覆って空気の遮断をさせるという方法もある。こちらは完全にヘリなど(ドローン)の航空機が必要 家なども包み込めるような大きな防火性の布を用意して、航空機などで運んで火災現場に落として空気との完全遮断をさせて鎮火させることも可能となるだろう。 またはその布で、火災現場と他を区切って飛び火させないようにすることも可能である。(現実的にはこちらか?)

 また風が強い場合で水を直接当てたい場合は、一度氷漬けにして氷塊(中は水)にしてからヘリなどの航空機で運んで、直接火災現場にぶつけるというやり方も出来る。氷塊状態なら風で水が霧散される事は無いし、どの道火とぶつかれば溶けて水になって直接水をかける事にも繋がるから効果は高い。

 その他消火器で使われる消火剤を爆弾のようにさせて直接投げ込んで消火させる方法なども有効的であろう。

と、このように少し考えるだけでもこれだけの方法などがある。これだけのやり方を使えれば、今回のような大火災もかなりの被害を抑えられたのではなかろうか? 今一度消防には、これらの方法も検討するようにしてほしいと思う。消防車だけでの作業は、すでに旧式のやり方である。もっと効率的に早く鎮火させる方法は今の時代にかなりあるのだから有効活用を早める必要がある。 まずは手軽にヘリやドローンの活用から始めてみる事を推奨する。

また、報道系のヘリにも消火作業に協力してもらえるようにすると早い鎮火を目指す事も出来るだろう。何も完全に鎮火の為の協力ではなく、どうせ現場近くを飛んで中継をするのであれば、その時にヘリの下側に水を投下出来る物を一緒に付けて飛んでもらい、現場近くで一度だけ投下をしてもらうという感じの協力要請であれば、中継の邪魔にもあまりならないだろう。投下後もそのまま中継していいからという事で。

 こういうことが出来るようになって、拒否をするというのはなかなか出来にくい事になるし。(人を助ける気の無い報道としてとらえられることになる為)

現時点でもいろいろと火災の被害を少なくする方法はあるのですよ。もっと全体で改善に取り組んでいって欲しいですね。

 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。

 大火災~終了~現代の消防方法

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