旧136回 私がよく話に挙げる9を助けて1を捨てるやり方の意味の解説
今日は私がこのブログ内でよく話題に出す9割の人を助けて1割の人を切り捨てるやり方についての詳しい意味の解説を行っていきます。こういう話は、世界でも良く見られますよね。誰を助けて誰を切り捨てるのかという話を。そして知識無く正義を振りかざそうとする人々は、全員を助ける方法を求めて行動をしていく。それがどれだけ現実的ではない理想なのかも詳しく知らないまま。
この人間社会の中において、全ての人間を助ける為の方法はありません。ゆえに現実的で最高の選択肢は、9割を助けて1割を切り捨てる道なのです。 今回はその意味を詳しく解説していきます。
私はこのブログ内で大体人を助ける時の基準が、9割以上の人を助けて残りの人は切り捨てるというやり方で話していることがほとんどです。(全員救いますとかいうタイトルや中身の後に、よくこのカッコを付けて例外条件やただしとか付けているでしょう?)
普通に人類の平和を求める人達は、全員を救える道がきっと世の中のどこかに隠されているとか考え抜いて作り出すとか妄言を吐いているけど、それは無知ゆえの発言であるという事だ。よく全員を救うとかを平気に言える人がいるが、この全員の中にその行動に対して反対などを行う人も含まれるのか?又は人殺しなどの重犯罪で普通に世の中に出したら誰かが殺されて不幸が蔓延するような人も含まれるのか?又は犯罪は起こしていないけどそばにいるだけで恐ろしいと思えるようなテロリストやマフィアや暴力団も救うのか?今まで普通の人々を虐げてきた金持ち達なども皆救うという事を言えるのだろうか?
全員救うというのは当然こういう人達も含まれなければ全員とは言えなくなるだろう。そして仮にそういう人達を入れたうえで全員が幸せを噛み締める事が出来るようになるとは到底考え付かないのだが、どうだろうか?中には人殺しをする事が喜びの人までいるかもしれないぞ?そいつを救おうとしたら誰かが幸せを奪われなくてはならなくなり、その時点で全員を救うという事が出来なくなるというのに、これでもまだ全員を救うとか言えるのだろうか? 少し考えれば誰でも簡単に気付ける内容である。
それによく聞く話でこんな話を聞いたことがあるだろうか?「10人のまじめな人が仕事をしていた時に、少し経つと必ずこの中から1人はサボりをし始めて、そのサボった人を外して9人のまじめさんにしてもまた少し経てば、また1人のサボりが出てくる」
これは普通の人における心理的な話だな。人は全員が同じ思考や行動で動けるわけではない。全員が違う思考の元違う人生を送っている。なので、例えまじめだけを集めたとしても、その中から必ず楽をしようと考える者が出る事は必然の理であるという事だ。
それでこの話で代表的な物が、共産主義でよく出される内容だろう。全員に同じ権利や平等な環境を与えるというものだが、これは全員がまじめに働く事が前提の主義な事である。だから全員同じ平等ならば、働かなくてよいと考える事はまた必定の理で、前提条件が壊されてどんどん悪い事になっていく事になる。
安易に全員を救おうとするとこういうふうに壊れていくという典型的な例だ。(10を助けようとして10が滅ぶ結果となる)
では資本主義は?と聞かれると、答えるまでも無く1を助けて9を切り捨てる内容だろう。これは答えがすでに周知の物だ。ついでに言うとこの主義もいずれ破たんを迎える。今世界で混乱が起きているのは、切り捨てられた9が革命を起こして自分達にも助けが来るようにと行っている事である。 別件だが既に資本主義は末期を迎えているのかもしれないな。
それではこの段階で大体の事は理解できたと思う。だから私は人を救う系の話をする時は、助けを求める希望者のみや働く意思のある者を対象にしたやり方で説明をすることが多い。私が独民(独裁的民主主義)で掲げる主義も最低限の働きをすれば、最低限の生きる事においての環境は整えるという内容だ。(働かざる者食うべからずとはよく言ったものだな)
逆に働かない者には何も与えないという事でもある。 今のこの日本でこの主義でやろうとすると、多くの人がこの主義を求める結果となるだろう。そしてこの主義で一番先に切り捨てるのは、金持ち達である。金を持っているのだから別に参加する必要は無いだろう?という事だ。
そしてこの主義はいずれ世界で求められる主義となるだろう。資本主義や共産主義に代わる新たな時代の主義として。
私が言う9を助けて1を捨てるやり方というのは、頑張っていく者達を助けて頑張ろうとしない人達を切り捨てる方法である。まとめて全部を助けようとしても必ずどこかで綻びが生まれて、そこから崩れ去っていくというのであれば、初めから全てを助けようとしなければよい。人は必ず楽な生き方や自分が幸せになる方法を模索する生物だ。ならば全員助けるとかを出せば必ず悪用を考える事は必定であろう。だから頑張っていく者だけを助けるやり方がこの世界のやり方として最もふさわしい。(現時点)
私が前にブログで載せた小・中学校完全無償化も似た様な内容で出している。私立は切り捨てて、公立や県立でこうするという方法として載せているし、その中でも希望者に支給するという形にしている。これらも私の代表するやり方(9助け1捨て)の1つである。
ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
9割助けて1割捨てる~終了~現実