旧129回 北海道や田舎限定 鉄道の活性化と改善策 +線路の上の商店街
今回は昨日放送された新・情報7daysニュースキャスターで出された北海道のローカル線の運営が危ない事から考えだした内容です。
まず行う方法の1つとして、整備費等の様々な経費がかなり掛かる今の電車スタイルを、一昔どころかかなり昔にタイムスリップさせてみるのはどうでしょうか?という案です。今の方法では、整備や運行に関してかなりの費用が動かすだけで必要となり、乗客の少なさと合わせればマイナスとなって赤字になるというのは分かっている事でしょう。ならば整備をもっと簡潔にできて運転コスト等も出来るだけ減らせる車体に変えれば総合的に安く抑える事が可能となるでしょう。
さてそれでは本格的な内容に移りますか、乗客の部分の車体は冷暖機能を付けるけども自動ドアは廃止して手動ドアに切り替えて、車体自体もコンパクトにします。ついでに中での車内アナウンスは残しても、液晶モニターなどは撤廃して、とかくシンプル構造。
そして引っ張る車掌さんの部分には、さらにコンパクトに設計して、面倒な機器類も大体すべて取っ払った、トロッコ列車の相貌で行きます。(あの手で上げ下げさせて進ませるタイプ)
冷暖機能などの最低限だけは残して後は取っ払った状況にして、すごくシンプルにさせます。 そしてこれに電動アシストの機能を付けて、自力+電動の力で走らせる形にします。手動自力の他に、自転車系自力でも可。さらに組み合わせも可。
これでかなりの運航コストと整備費のカットに繋げることが出来ます。車体を出来るだけ軽くして運行電力が抑えられる状況であれば、電力等だけでも可ですが。 さらに乗客が少ない状況なのであれば、運行システム自体を変更させる工夫等も必要でしょう。客もいないのにただ走らせるというのも無駄ですからね。
なので、駅ごとに車体を置いて、1駅間毎の運航にさせるパターン(駅ごとに車両を用意させて1駅区間の往復スタイル。さらに時間表ではなく、客が来た時に動くスタイル。それまでただ待機)か各駅に有人駅まで連絡が取れる状況にして来てもらって運行するパターン(要は客待ちスタイル)にすれば、コストの削減にも繋げられる。
さらに緊急時等に備えて、別途違う料金設定で、個人で運行させられる車体を用意する事も有りだろう。それは走らせる部分のみの小型の形(先に紹介した車掌が乗る部分と同じような機能)にして、運行できる形にする。これに伴い線路部分の変更なども発生して改良箇所も出てくるが、それは場所に応じて配置方法が異なるので、ここでは省く。
ちなみにこれは、廃線を利用した自転車でのレール走行をアイデアの元としている。(こういう観光があるみたい) こうすれば様々なニーズに合わせる事も可能となる。さらにいろいろと目立って、いろんな意味で盛り上がる可能性もある。
さらに追加の運営方法だが、本来電車には広告などを載せてそれで収入を得るやり方がある。この個人で走らせることが出来る機能とこの宣伝広告を合体させると、車体をその時だけカスタムが出来る機能とさらに連結機能で実際の物などを走らせて宣伝が出来るような機能を付けると、また違ったやり方の幅が生まれるようになる。まさに自分の都合で宣伝広告が目立つ形で出来るという具合にな。
そしてこういうやり方にはまた別の商売方法を作り上げる事も出来る。まずは商店だ。この個人で運行ができるシステムと、商店を組み合わせて線路の上を走る移動可能な店という事が出来るようになる。これでやれば沿線だけだが、商店が自分の近くにまで移動してくるという事も出来るようになる。(移動販売車の電車バージョンという事)これならいろんな駅でそこの商品を選んだりする事も出来るようになる。ついでに客の移動とかも。商店の場合はそれも含めた値段設定とか。
さらには自由な連結とかで、即席の移動商店街なんかも稼働させることが可能となる。 これの応用で様々な店を線路上で走らせることも可能となる。
さらに景色等を楽しませる目的で、家に近いものを移動さえることが出来るようにして、1泊2日などで線路上の景色を自由に眺めることが出来るプランとかもできる。買い物も簡単だし。移動すればいいわけだし。 宿泊カーと同じ理論。
さてここまで改善復興用のアイデアをいくつも出してきたが、これだけの車両を自由に運行させる為には線路の数が圧倒的に足りないという欠点が出てくるだろう。しかし私はこれすらも克服できるアイデアを考え付いた。(1線路でも出来なくはないが、出来れば行き返りの2つあれば移動がスムーズになる)
それは電車の左右部分に短い線路を取り付けて、移動などでぶつかる際にこれをどちらかが出して、それの上を走って横に抜けてもらうという形だ。
まず線路変更用の線路を配置して、次に車両分の長さの直線の線路を用意して、また線路変更用の線路で元の線路に戻ることが出来る物を車両に配備させて運行させる。さらにこの後付け線路では、使用時の際に線路とは違う場所の地面に対して重さに耐えられる用の支えなども用意して移動可能にさせる。2線路以上あれば、別の線路への移動だけとか、線路の上に線路で重さに耐えられるような仕組みにすればよい。 これならば多数の車両が行き交う状況となっても移動の妨げになる事をかなり減らすことが出来るようになる。
ここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
鉄道の活性化~終了~線路の上の商店街