旧117回 独裁的民主主義への道 第2章 -流通停止-
さて今回は独民第2章を解説していく。今回のメインの話は、人や暮らしが落ち着いてきた頃合いから初めて、徐々に政府側やそれらに組する道府県に対して様々な物流からお金に至るまでを止めていく流れを紹介していく。そしてこれが最後に至る詰めの方法である。(将棋で言う所の王手までの流れの章だな)
前章では、人を集めて人々の暮らしを豊かにさせて最底辺を底上げする政策を取って、1つの道府県でも経済が整うようにして行ったが、そしてその後に表側経済等の技術も含めた協力と、裏側の打倒現政権の協力を取った他道府県を徐々に増やしていった後の話になるのだが、ここから少しずつこちら側の道府県連合(反政府連合)から政府側都道府県(政府側)に対してまずは民間移動の流れを徐々に制限をかけていく。
反政府連合からの政府側への移動を制限させて、逆は普通に今まで通りにする。この状況下で経済を連合で回すことが出来るので、そのお金を政府側にあまり回さないようにする。(正確には娯楽費等)そしてこの民間の移動制限自体だけでは、政府側は何も言う事は出来ない。で、逆に受け付ける事の今までどおりは、さらなる連合への人口増加を止める気は無いというやり方である。
これで行くと、徐々に政府側への観光金の入手量が国民平均で減少傾向になり、さらに暮らしが豊かになれる事を望む国内移民を受け入れる事による政府側の人材減少という同時に2つの効果が見込める事になる。そしてこの流れで行くと、さらなる政府側の道府県からの連合加入が増えていく事にも繋がっていく。暮らしが貧しい政府と、豊かな連合のどちらに組するかと言われれば、連合の方が条件良くなるからだ。
そしてこの流れから少しして今度は物流も似たようにしていく。正確には主に食料の分野を中心に。政府側に対して徐々に国内食料の入手量を減らしていくやり方だ。方法は簡単で、値段を吊り上げれば良い。向こうが拒否をすれば後は連合内で回せばよいだけなので、デメリットがほとんど無い方法となる。これの狙いも先の人と同様に、政府側の道府県の獲得である。
そして最後にこれらで人や物流等の経済が連合側でまとまってきた頃合いの判断で、これまた徐々に税金等の政府への流入も減少させていく。これにより今まで存在した政府側からのお金も無くなっていくが、この時点までくれば連合内だけで経済を回せる段階だと思うので、特に気にする必要は無い。
逆にこのタイミングで、人物金まですべての流入を制限させられると、政府側の方の経済が立ち行かなくなっていく。これが大まかな流通停止で、全ては陣取り合戦の駆け引き内のやり取りの手法である。今の日本経済の流れは、日本の47都道府県全体が存在することによる流通で成り立っている。ただ被災等の関連で、1つ2つが機能停止に陥られても、流れがそこまでは抑えられないので、特に問題はないのだが、これが1/4以上にまでなってくると話が変わってくる。私のやり方では基本的に、1つの道府県だけでも経済を回していけるようにする手法(かつ最低限の生活環境が他よりも高くする)なので、これに同調する他道府県が存在する事もまた必然となってくる。そして数を増やしていき、数が全体の政府側にも少しダメージを与えられるぐらいまで成長したら行なっていき、ここからさらにスピードを増して陣を増やしていく。
この流れは、1つでも経済を回せるか現状でないと経済を回せないかの違いからくる手法である。現在の東京は地方から来る食料の流れをストップさせられると、途端に弱体化させられてしまう傾向が強い。(人口多生産小)最初はお金で海外から何とかできるが、これが長引くとそうはいかなくなってくる。これを突いた手法である。最悪政府の管轄が東京だけになると、ほとんど兵糧攻めの状況となってしまう。最終的にはこれが狙いだが。
そしてこういう事を本格的に連合で行なっていくと、政府側から制限解除やお金をよこせなりで直接派遣されてきたりするだろう。(政府側の役人)これに対しては丁重に捕縛して、追い返すやり方で対処していく。向こうはこちらの経済を狂わそうとして向かってくるので、完全にシャットアウトの構えでそれに立ち向かう。
そしてこれらがなされてきたら、この少し後のタイミングぐらいで、他の政府の犬となり内部から襲ってきそうな箇所を制圧していく段階となる。
具体的には警察関連だな。今までの連合の政治のやり方などで、話し合いによる解決(その地域の警察の連合加盟が条件)が成されればそのままでいいが、それが断られて完全に政府の犬として行動する可能性があるのなら、警察に対して制圧戦を仕掛けていく必要がある。まあ制圧戦と言っても、銃剣等刃物類の一切を使用しない民間形式の戦いではあるのだが。
初めは現政権に対するデモ活動で相手をおびき寄せて、そこからその部隊を制圧。そして警察全体も制圧という具合にする。制圧後は協力体制が取れる警察を残して、あとは全て政府側に送り返す形にする。
対警察戦では、基本直接戦闘用には、殺傷能力の無い物を使用していく。バット等も使用禁止。有効武器は、タオルなどの細長い布でひっぱたく系(縄も可)。ちなみにこれは相手の装備を奪う事にも使える。
間接武器として腐った果実や食料を使用して相手に攻撃を加える。またトマト等はじけ飛ぶものに関しては、目つぶしにも使える。他に使える物は、デモ部隊全員に耳栓を所持させて騒音攻撃等も有効である。耳栓装備時の突撃攻撃でもかなり有効打を与えられる。こうやって相手を直接傷つけないように相手を行動不能にさせていく。
防御面として、閃光弾系の対策としてサングラスや遮蔽物の所持や、催涙ガス対策に団扇等の扇いで相手に返す物の所持もしておく。こうして攻めていくと相手は、銃などの武器が使用不可となる。使用してきたらほぼ警察の敗北となるが。民間人で武装をしていない者に対して一方的に銃殺等の攻撃をしたという状況となる為。さすがにこの状況となると、政府も庇いきれなくなる。
さらにこの状況では、完全に警察集団が悪役に仕立て上げられるため、警察VS市民の構図になるか発砲した警官を取り押さえて連合加入への道を進むかの2つにしか道が無くなる。
さらにこういう事態の時、場所によっては自衛隊との衝突もあるが、基本戦法は変わらずのままでいい。自衛隊の場合は、連合加入は無理にしなくて政府側へ追い返すだけでよい。もちろん希望者がいるのなら民間として加入してもらうだけだが。
そしてもう1つアメリカ兵の基地がある場所では、その部隊とも交戦になりそうだが、こちらはなるべくこの日本による経済戦争に加入しない形で話を進めていく。中立の立場にまで持っていければそれで良い。
また、連合側の最終的目標の中にアメリカ側が納得できるだけの物もあるのでそれも交渉材料の1つに使う。
そうして直接の政府系勢力を抑えていき、陣取り合戦を半分以上にまで収めれば最後の章へとコマを進めていく。要は王手直前の行動になるわけだ。 今回の話はここまでとする。
それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
独裁的民主主義への道~終了~流通停止